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檀一雄『リツ子』

Posted in 日本文学一般 by UBSGW on 2006年9月9日

読了。
リツ子の死の場面は圧巻。まるで映像を見ているようでした。

印象に残った一文を引用します。

天が下、理想の高下はあるであろう。が、あらゆる分別や思想がかもし出す、禍いについては、見たところである。今は、たった一つの自愛を確立したかった。それにしても・・・・・・唯今、帰りついたのだ。まぎらわしい己の生命にまっすぐに触れてくれるものが欲しかった。

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