求道blog

飲酒運転と昨今の報道

Posted in 社会 by UBSGW on 2006年9月26日

飲酒運転についての喧しいとすら思える昨今の報道にわずかばかり疑問というか懸念が兆していたところ、こういう記事を見つけました。

「飲酒運転事故は増えているのか」~池田信夫blog

交通事故は、日常生活で直面する最大のリスクだが、あまりにも日常的であるため、ふだんはニュースにならない。それがちゃんと報じられるのはいいことだが、飲酒運転だけを針小棒大に騒ぎたて、事故も起こしていないのに飲酒運転だけで懲戒免職にするのは(以下略)

飲酒運転に関しては弁解の余地がないのは言うまでもありません。私自身、福岡での三児死亡事故のニュースを聞いたときはなんともやりきれない思いがしました。
ただ、この事件以来の怒濤のような報道を見ていると、なんとなく違和感を覚えてきました。マスコミが作り出す”世論の波”のすさまじさを感じるのです。

そういえば、
昨日ある新聞を読んでいると、ある自治体の飲酒運転防止への取り組みが紹介されていましたが、その記事なかで(自治体の取り組みを)「市民は注視している」というくだりがありました。なんとなくひっかかってしまいました。

「市民は注視している」

ということは「市民」のなかにその自治体の職員は含まれていないようです。(このケースに限って言えば)「市民」は他人(自治体)の取り組みに目を光らせるほど大した存在なのか。飲酒運転は自治体による権力の行使ででもあるのか。この記事を書いた記者はそこまで意識していないのかもしれません。しかしここに何らかの”断絶”を感じます。飲酒運転に関してだけ言えば、他人を注視する暇に市民自身が(私自身が)取り組まねば。もちろん自治体職員も市民です。

自らのことを棚上げして他人の非をあげつらうことが恥ずべき事ではなくなったのが今の日本、だとは思いたくありません・・・。
もしかして政治家も市民もマスコミも”一億総ブッシュ化”

こんなこと書いている自分自身が最もブッシュに近いのじゃないか?・・・嗚呼。
なんだかまた気が滅入ってきました。
さっさと自分のやるべきことをやらねば、ですね。

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