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島田雅彦『優しいサヨクのための嬉遊曲』

Posted in 日本文学一般 by UBSGW on 2006年10月20日

いちおう読了。

「鮮烈な感性で同時代を描き・・」と著者略歴にありましたが。
確かに伝わってくる何かがある。
じゃ、それを楽しめたかといえば答えはNO。

うかつにキャラクターに感情移入したら思考が空回りして自家中毒になりそうな、ちょっとコワイ作品でした。

文庫版の内容説明に曰く「若く未熟であるがゆえに、周囲との距離感が測れず、臆病で自虐的にならざるをえない──、そんな孤独な魂たちが、きらめく言葉の宇宙に浮遊する」
あと何十年か後に自分の若い頃を回想するようになったら、「そういえば俺も若い頃は・・・」なんて思いながら楽しめるのかもしれませんが。無理かも。

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