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自殺について ~E・フロム「正気の社会」

Posted in 雑記 by UBSGW on 2006年10月21日

現代人の心の中に新しい疑問が起こってきた。その疑問というのは、「人生は生きるに値する」かどうか、したがって人生は「失敗である」か、「成功である」かという感情である。

こういう考え方は、人生を、利益を生むはずの企業だと考えることにもとづいている。・・・ビジネスマンが破産を宣言するのと同じように、ひとは自殺する

人生を、「儲けた」「損した」「成功した」「失敗した」などという観点から図る思考様式が、高度資本主義社会に引きずられた現代人の(自分自身が気付かない)謬見だとフロムは言っているようです。

あって困ることはない金銭、地位、権力、名誉・・・・

もう半世紀も前の著述ではありますが、”現代社会”についてのフロムの考察は緊々としたものがあります。

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