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ユング『転移の心理学』 その1

Posted in 人間心理 by UBSGW on 2006年10月28日

心理学における転移現象を論じた一冊。先日読んだ『心理学的類型』よりも余程訳がこなれていて読みやすかったです。ただし、内容は難解、というか直観的な部分が多く、私には十分に理解できたとは思いません。むしろそれだけに刺激を受けるところが多かった気がします。ユング自身も、この本は彼の『心理学と錬金術』を読者が既に読んでいることを前提として書いた、と述べています。

この本の中にも錬金術やそれに関する記述があちこちで登場します。
錬金術
近代科学の視点からすれば、錬金術はヨーロッパ中世の蒙昧。もちろん、お金儲けとは一切全く無関係です。ユングにおける錬金術は”変容”を表す、あるいは考察していく手段のようです。

ユングの思想はあるときには極めて飛躍的、直観的、神秘的で、科学を逸脱しているかのようにも見えます。私にとっては、そこが如何にも面白いところです。

この本についてはまた後ほど書いてみるつもりです。
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