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脳と身体 ~内田樹

Posted in 雑記 by UBSGW on 2006年11月6日

脳の本性は「暴走すること」である。身体の本性は「均衡を保つこと」である。
身体は決して暴走しない。

ときどき「刹那的な身体的快楽を追求」というような表現を見掛けることがあるが、これは言葉の使い方が間違っている。
身体は決して刹那的快楽など追い求めないからだ。
刹那的快楽を追い求めるの脳である。

脳はあまりに過激である。
脳は基本的趨向性として、自己保存より自己損傷に向かう。安定より壊乱を好む。
だから、「何か」が脳を統御しなければ、私たちは生きてゆけない。
身体はそのための抑制的機能である。

2003年7月22日付

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