求道blog

ブッシュはポチ?日本もポチ?

Posted in 国際 by UBSGW on 2007年2月27日

先日別のエントリで、イラク戦争は戦争という外形をとったアメリカ向け(つまりアメリカによるアメリカのための)「公共投資」に過ぎないのではないかという趣旨のことを書いてみた。そんなところから次の記事を読みつつあらためてその感を深くした。

 しかし、「戦時予算」を強いられる米国経済が、意外にも堅調さを保っている。(中略) 「どうして戦費は経済に負担をかけなかったのか?」。米紙ウォールストリート・ジャーナルは、ブッシュ経済ドクトリンの極意を3つ挙げた。
 まず好調な企業業績や所得の増加で税収自体が拡大している点。2つ目は、01年の同時テロ後など、経済が後押しを必要とした時期に減税と財政支出拡大を実施したこと。
 最後は、米国債購入を通じた海外からの資金流入。

【アメリカを読む】意外に好調な戦時下ブッシュ経済(産経iza!)

私の考えを一言で言えば、莫大な対テロ・イラク関係戦費の大半は最終的にはアメリカに環流するため、アメリカがどれほど莫大な戦費支出を行ってもアメリカ経済に(少なくとも直接的な)悪影響を与えることはない、ということだ。まして日本その他の「同盟国」から引き出した対イラク経済援助の一部は、おそらく復興事業を請け負ったアメリカ企業が吸い上げるだろうからなおさらである。

つまりは「戦争にもかかわらずアメリカ経済好調」なのではなく、戦争がアメリカ経済の潤滑油(あるいは推進力)としての役割を果たしているのだと考るほうがより実態に近いのではないだろうか。「戦時中だからこそ好調なアメリカ経済」。

逆にいえば今後アメリカにとって懸念されるのは、イラク戦争終結後の反動的な不況だ。ゆえにアメリカの今後のイラク政策は、反動的不況のショックを最小限にすることが最優先の課題であり、つまるところイラクの今後の運命はアメリカ経済の動向に大きく(決定的に)左右されるだろうと私は考えている。

アメリカの戦争目的はイラクの民主化という政治的なものではなくむしろアメリカ経済界を潤す手段として考えるほうがより実態を反映しているのではないだろうか。もちろん国家が唱える政策目的などというものはつねに偽りの看板だと見なすべきかもしれない。いずれにせよアメリカにとってイラク戦争の経済効果は極めて大きいものであることは疑い得ない。おそらく民主主義を守るなどというアメリカの歯の浮くスローガンを鵜呑みにしている者など世界中のどこにも存在しているはずはなかろう?。万一いるとすればそれはアメリカ国民(のごく一部)だけではないだろうか。

ブッシュはアメリカ経済界のポチ君。
日本の首相はポチのポチ。
小ポチは大ポチを見習って日本経済界の言いなり。番犬。
「日本は大和民族が支配してきた」だと?「問題ない」だと?
よく言うよ。
大ポチの配下にある現実にあって、それを無意識的に補償するために「おれも主人だ」と吠えている。違うのかい?

と、そんなへらず口をUBSGWブラックが吠えている。
「コラッ!」(by UBSGWホワイト)

広告

コメント / トラックバック3件

Subscribe to comments with RSS.

  1. katsu said, on 2007年2月28日 at 19:14

    30年代の世界恐慌が解決されたのは、アメリカでもドイツでも戦時経済によるものですね。
    戦後の日本にも、朝鮮戦争による「特需景気」というものがありました。
    ところで私は九州に住んでいるのですが、九州の場合、北と南では明らかにご先祖様が違うようです。

  2. UBSGW said, on 2007年3月1日 at 10:27

    katsuさん
    コメント有り難うございます。

    近代戦争の経済効果は(知っている人にとっては)半ば自明のことなのでしょうか。仮にそうだとして、ではなぜ今に至るも「戦時中にもかかわらず経済堅調」的な論調があり、逆にマスコミがはっきりとしたキャンペーンでもやらないのでしょうね。もっとも、マス・コミには荷が重すぎるのは承知していますが。
    まあこうした薄気味悪さこそが政治問題の恐ろしさということかもしれません。

    すでにお気づきかもしれませんが、このエントリにはgoogle adsenseが広告を配信してきていないようです(当方のブラウザの不調なのかもしれませんが)。その他の政治的テーマの時は公共広告だけは送ってくるのですが。どういうわけなんでしょうね。

    実のところ、戦争の経済効果云々以上に、そのあたりのことに興味を持っています。

    ところで、九州の北と南を分かつ線はどのあたりになるのでしょう? 大陸に近い北部九州などはご先祖様がたくさんいそうな気もします。

  3. katsu said, on 2007年3月1日 at 16:38

    そうですね。だいたい、熊本と宮崎のそれぞれ中間あたりを結んだ線ぐらいじゃないでしょうか。
    先代の横綱朝潮とか、ダイエーじゃなくてソフトバンクの王監督が休んでいた間に指揮を執っていた森脇さんという方とか、沖縄出身の歌手のCoccoとか、南のほうには骨格がしっかりしていて、目鼻立ちもくっきりした人が多い気がしますね。
    日本の北と南に、弥生人より先に住んでいた縄文系の人達が残ってるって言いますね。


現在コメントは受け付けていません。