求道blog

職質追跡PTSD訴訟

Posted in 行政 by UBSGW on 2007年3月29日

以前いくつかのエントリ(職質追跡でPTSDと国賠請求ほか)で取り上げたことのある訴訟。棄却されたことに意外性は感じないものの・・・。

判決は職務質問の違法性も、女子生徒に対する追跡の過剰性も認めなかった

県側代理人の安永宏弁護士は取材に対し「証拠の評価が適切な判決。この職務質問を違法と言われたら警察の現場が大混乱する」と話した。

「女子中学生 PTSD訴訟 『活発な娘に戻して』 県警に敗訴の両親会見」(西日本新聞)(キャッシュ)

意外な結果だとは思れないが、なんだかね・・・。

このPTSD訴訟に関して佐賀県のサイトにこんなものが。
「こちら知事室です」

ついでと言ってはなんですが佐賀県つながりでこの記事も。
「佐賀3女性殺害:検察が上告断念 松江被告の無罪確定へ」(毎日インタラクティブ)

こういうものも地域格差と言うべきか。末期的・・・。
ゴジラが地域社会を踏み荒らした挙句に最後っ屁。組織の力の前に無力な個人が泣きくれる。これは佐賀だけの話なのだろうか。
いまの日本はほんまに近代国家か??

(追記)

吉崎裁判官は言い渡し後、「職責を全うしようとした警察官と、犯罪と無関係な女子生徒の間に起きた極めて残念な事件。将来の警察活動で同様の事態が生じないよう検討が望まれる」と県警に忠告

yomiuri online 九州発(キャッシュ

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コメント / トラックバック2件

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  1. katsu said, on 2007年3月29日 at 19:11

    上告断念というのは、ちょっと意外な気がしました。上告しても勝ち目がないと判断したんでしょうけど。この事件は鹿児島の選挙違反と違って、事件そのものは間違いなく存在するものですからね。無罪が確定しても、地域でもとどおり暮らしていくのは難しいのじゃないかと思います。
    本来、佐賀といえば江藤新平や大隈重信の出身地でもあり、教育熱心で決して遅れた地域ではなかったはずですがね。

    それにしても、県側の弁護士の話はひどいですね。判決の結果はともかく、同じようなことが起きないようにするってことは考えないのでしょうか。実際、中学生を狙った連れ込み事件などは頻発しているわけだし。アメリカでは、警察官の職務執行の適正手続きというのが強く求められていますが、日本の警察は取り調べも含めて、そういうことへの意識がまだまだ低すぎますね。

  2. UBSGW said, on 2007年3月29日 at 21:09

    katsuさん、こんばんは。

    >事件そのものは間違いなく存在するもの

    なるほど。その点、確かに(きわめて重要な)違いの一つですね。腑に落ちました。

    >判決の結果はともかく、同じようなことが起きないようにするってことは考えないのでしょうか

    同感です。
    当の裁判官もそれについて附言したそうです(昼頃見たら佐賀新聞のネット記事がそれに触れてましたが、もう見えなくなってるようでした)。


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