求道blog

google trendsに見るUbuntuの急伸

Posted in 雑記 by UBSGW on 2007年10月27日

仕事が一段落。そこでちょっと遊んでみた。

諸般の事情からメインOSをwindowsからUbuntuに替えて数ヶ月。ここのところ反ウィンドウズ的なことをしばしば書いた気もするが、私は「Ubuntu、使えますよ」とは言えるけれどべつにwindowsに敵意は持っていない(でも先日下されたマイクロソフトの独占的手法に対するEUの裁定には拍手喝采したけれどね)。実際のところ、メインで使っているPCのプライマリーハードディスク(特等席)には相変わらずwindowsが鎮座している。滅多に目覚めない王様状態なのだ。王様windowsは特等席でなければ承知しない(インストールできない)偏屈者であり”誇り高き”存在としてPC内に君臨している。しかし、その点linuxは扱いやすい(柔軟性がある)。インストールに際して「俺様は特等席じゃなきゃ承知しない」なんて野暮なことも言わず、「わたくしはどこでも結構ですよ、はい」と上品に答えながらハードディスクのどこにでも座ってくれる(事実、linuxディストリビューションはハードディスクの空きパーティションならどこにでもインストールできる)。まさに紳士である。そうしてこの紳士は眠りこけた王様を横目に毎日せっせと私のために働いてくれているのである。偉い。
そんなわけで私自身も万一危急の際には王様がなにがしかの働きをしてくれるだろうという期待を(少しだけ)持ちつつ王様であり眠れる獅子であるwindowsにタダ飯(タダハードディスク)を喰わせているのだ。

こうして最近はlinuxのいいところばかりを取り上げてきたが、まだまだ至らぬところは少なくない。それらの欠点はむろんlinuxそのものの欠点と言うよりもそれをとりまく周辺機器やアプリケーションに起因するものであったり、あるいは私がlinux(Ubuntu)活用するだけのスキルを持たないと言った方がよいところもあるだろうが、その点はあらかじめお断りした上で私が日常使用しているUbuntuに即していくつか記しておきたい。

Ubuntu7.10とそのアプリケーション)を使うにあたっての難点(たぶん随時追加の予定)。
・PDFeditはまだ日本語に対応できていない。
pdfとして印刷出力は可能だが、ファイルにネーミングできない(OSが勝手に割り当てられたファイル名を後からリネームすることはできる)
・DRM (Digital Rights Management)に対応できない(多くの有料コンテンツにアクセスできない)。
・ノートPCでは挙動が安定しない。

総じて言えばwindowsほどには敷居が低いとは言い難い。一手間二手間必要だったりする。ただし、インターネット閲覧・メールのやりとり・ビジネス文書の作成くらいならば、それに関係するアプリケーションのインストールも含めて手軽に実行できるし、機能的にも既にwindows以上と言ってよいレベルに達していると私は思う。ただ、印刷機能の方は・・・どうだろうか。Ubuntuで年賀状印刷はちと手間かも。

linuxデスクトップOSの将来性は未知数だが、もしかすると今が一番使い頃なのかもしれない。どうも将来的にはアプリケーションの多くがweb上に用意されてそこで動かすようになり、結果として個々のPCに要求されるのはネット接続に必要最低限の機能だけになるだろうというはなしもある。そうとなればwindowsもlinuxもない。ただ、少なくとも現時点ではlinuxOSを使う利点は少なくない。そもそもwindowsの動作が重いといっても実際のところOS単体ならば結構キビキビ動くにもかかわらず、セキュリティ上の要請からウイルスハンターだとかノータンだとか(どちらも架空のものです)いう類のリソース食いのアプリケーションソフトの使用がそれこそデファクトスタンダード(?)化してしまっている。結局はニッチな存在でしかないからこそlinuxもその機能を発揮できているところなきにしもあらず、という気がしないわけではない。linuxデスクトップOSが仮に主流になるとすれば、これもまたつまらぬ(しかし必要な)ところに余計なリソースを費やすはめにならぬ保証はない。

おや、どうもしまりがなくなってきたか。

***

ここらでちょいと数字を引用してlinuxデスクトップOSの趨勢を見てみる。google trendsで遊んでみた結果です。主なlinuxディストリビューションがgoogleでどの程度話題(キーワード)になっているかというデータ。

ディストリビューション

薄青

debian

Ubuntu

suse

vine

fedora

[世界]all regions

他のディストリビューションが漸減傾向であるのにUbuntuだけが著しい増加傾向を示していることが一目瞭然。


[日本]

日本でもUbuntuが急伸中だが、fedoraが頑張っていて世界的傾向とかなり趣きを異にしている。下記のアメリカ・中国の趨勢と並べてみると面白い。日本での動きは他地域と比較してみるとかなり特異だが理由はなぜなのだろうか?


[アメリカ合衆国]

United States


[中国]China


以上google trendsでの検索結果

***

これ以外の国々についても検索できるが省略。
Ubuntu7.10に前後してさらにこのディストリビューションへの関心度が急激に高まっているようだ。データに見られるUbuntuの伸びも実際にUbuntuを使っている私としては納得、というところです。ご参考まで。

(追記)
ちなみにwindows,macとUbuntuの比較はこちら。linuxのうちでは突出しているUbuntuでさえwindowsとの差はいまだ歴然としている。

このページは xfy Blog Editor を利用して作成されました。

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コメント / トラックバック3件

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  1. DrMarks said, on 2007年10月29日 at 13:32

    うーむ。未来の宇宙語は難しい。
    IT助手の採用試験にこの記事使えるかもしれない。

    aka: MWW

  2. UBSGW said, on 2007年10月30日 at 20:07

    (私もうまくしゃべれない)未来の宇宙語をここに書き付けていると悪霊やゾンビがわさわさ寄り集まってくるかもしれません。悪霊退散!

  3. UBSGW said, on 2007年10月31日 at 22:04

    自分のコメントを読み返してみてどうもまっとうなlinuxユーザーに対しては失礼な物言いにも見えたのでひとことメモ。わたしのいう悪霊とはlinuxユーザーのことではありません。これについては区切りがついた時点で明らかにする予定.


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