求道blog

男一匹犬一匹

Posted in 海外文学一般 by UBSGW on 2008年1月20日

ひところ暖かい日が続ゐていたがけふは雨。日本列島凍結か・・・。「たいへんだぁたいへんだぁ」
 ・・・・などと、ここで騒いでもはじまらないからやめるとしよう。ほんと寒いぜ。

私のお気に入りの作家の一人であるスタインベックの写真を見るたびに「イヌ顔だなあ」と思っていたんだが、じっさい彼は犬好きだったんだななどと『チャーリーとの旅』(ポプラ社 2007年)を読みながら思ったことだった。晩年の彼がプードル犬チャーリーと「ふたり」で全米を巡った際の紀行文。なぜ「ふたり」なのかはここには書かない。
ノーベル賞作家といい文豪というも、この作家のちょっとトホホ感の漂うユーモアらしきものはたとえば ”うつくしい日本の” OA とか KB あたりにもあるのだろうか。どうも無いような気がするな。
いやいや、ごちそーさま!

なおこの本の原題は "Travels with Charley"(1962) だが、その邦訳はなんだか若き日の著者の職歴にも似て紆余曲折を辿ってきている。bk1のデータベースによると弘文堂(1973) →サイマル出版会(1987) →ポプラ社(2007)へとなっている。
なんにせよ、良書が再び世に出たことを欣快とするものであります。

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