さらにWindowsから遠ざかる・・・
Ubuntuでオンキョーのサウンドカード SE-200PCI LTDを使うことにした。大満足。そもそも、Windows vistaを買って(Ubuntu上では使えなかった)既存のサウンドカード( creative の e-mu0404 )を使うのか、それともLinux上でも使用できる同クラスのサウンドカードを買い直すかを検討していたが、だいたいが、ほんの数年で事実上使えなくなる特定ソフトウェアには費用をかけたくない私なので、結局は onkyo の SE-200PCI(LTD)を手に入れることになった。値段的にはvistaを買うよりも随分と安くて済んだ上に、日常使用している Ubuntu(8.04) 上で満足のいく音が聴けるようになった。windows + e-mu よりもさらに良い(忠実な)音が鳴る(気がする)。Ubuntuでの新カードの導入はwindowsでのそれよりもさらに簡単であった。ただ単にPCの空きPCIスロットに差し込むだけでOKだった(SE-200PCI(LTD)はUbuntu8.04で自動的に認識される)。
なお、不具合はほぼ見られない。導入当初、(デュアルブートを前提に)windows環境では e-mu0404 、Ubuntu環境で SE200 を使おうともくろんだが(e-mu0404もったいないし)、windows + e-mu0404を使用後にUbuntuを起動したところ(SE-200PCI LTDからの)サウンドが出力されなくなる不具合が出た(再現性あり。windowsのサウンドデバイスを SE-200PCI LTD (表示は”Envy24”だったっけ?)に指定し直したら解消)。というわけで結局windowsでもlinuxでもSE-200PCI LTDを使用することになった。浮気はダメと言うことだろう。e-mu0404は”マイ音源”のアナログ・デジタル変換専用にする。
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関連エントリ:
- BGMの効用(2008年12月7日)
(2009/07/16追記)
「Ubuntu Weekly Recipe」にrythmboxでのCDリッピング・ラジオ局登録、対応携帯音楽プレイヤー等についての記事が掲載された(筆者は日本語版Ubuntuフォーラムのモデレータでもあるikuyaさん)。
第79回 Ubuntu標準の音楽プレイヤー「Rhythmbox」を利用する
その記事の中で複数のサウンドカードを使用している環境での設定方法(pavcontrolパッケージの導入)について触れてあり大変参考になった(ikuyaさんに感謝)。なお同記事中「pavcontrol」パッケージとあるがsynapticで検索したところ「pavucontrol」でヒットした。で、さっそくインストール。
これから(=いつか)設定をいじくりまわしてさらに快適なサウンド環境をつくる予定。
祝!一万人突破
Ubuntu日本語フォーラムの登録者がさきほど1万人を突破した模様。
べつに私自身はフォーラムの運営にかかわる人間ではない単なる一ユーザーに過ぎないが、しばらく前からこの区切りを今日か明日かと注目してきた。私がUbuntuをメインのOSとして使用し始めた1年ほど前の登録ユーザー数は2200人ほどであったから、約1年で4倍のユーザー数となったというわけ。実際にはフォーラムに登録していないユーザーの方が多数派だと思われるので、Ubuntu利用者の数はさらに多いと思う。この一年のうちにUbuntuは相当進化したと(素人ながら)思う。個人的にはATOK x3のリリースが重要な画期だったが、それ以外にも動画のSilverlightやらPDFファイルにマーカーしたり(wineでWindowsアプリを動かす反則技だけど・・・)出来るようになって結構いろんな面でUbuntu(Linux)は使いやすくなった。今年一年でUbuntu(Linuxデスクトップ)がさらなる飛躍を見せてくれることを祈る。
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BGMの効用
ちょっと前に、常用しているUbuntuOSの(kernel2.6.24-22への)アップデートをきっかけにPCから音が出なくなって困っていた。原因が分からず、さらには原因を究明する技術も時間もなく、音無しの寂しいPCライフを余儀なくされていたが、ようやく今日、原因不明のままなれどサウンド機能が復活した(別件でBIOSを初期化・再設定したらなぜかサウンド機能も復旧した)。おまけのおまけに、なんとなく以前より音が良くなったような気もする(眠っていたHDオーディオ機能がようやく正常に機能しだしたのか?)。それで今、クラプトンの「クロニクル」を聴きながらご機嫌でこれを書いている。やっぱ音があるのと無いのとでは違うよ、うん。
- 以前も書いたとおり、日常的に使っているOSはWindowsではなくUbuntu。
- 音楽再生ソフトはRhythmbox(Linuxにもたくさんの再生ソフトがある)。
- スピーカーは10年位前に買ったDell製PCのおまけのハーマン/カードン。
ハードウェアには大した費用もかかっていない。スピーカーがちっぽけなせいでさすがにフルオーケストラの再生音質は厳しいが、室内楽を聴く程度には実用十分、それ以上。Ubuntu(Linux)でも、ハードウェアの問題(サウンドカードが認識されるとかされないとか等)さえクリアできれば音楽再生は至極快適。私的には、CreativeLabのE-MUがUbuntu上で”簡単に”動くようになればもっと幸福になれるはずなんだけどね・・・。
関連エントリ:
- さらにWindowsから遠ざかる・・・(2009年2月15日)
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